インプラント・マイクロスコープ・入れ歯
Implant・Microscope・Denture
歯科用顕微鏡
(マイクロスコープ)
歯科診療は細かい部位の細かい作業の連続です。肉眼では捉えきれないような細かい部位を治療する際、肉眼で治療する場合は経験と勘に頼って治療するしか方法がありません。
しかし、マイクラスコープを使用することで写真のように21倍程度まで拡大観察できます。
つまり、肉眼では見えないくらいの小さなむし歯を発見すれば初期段階で治療ができますし、暗く狭い根管部分(神経や血管が入っている管)も、顕微鏡治療では明るく拡大できますので、従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘を頼りに施す治療とは大きく差が出ます。
当院ではマイクロスコープを活用して、患部をよく観察しながら処置する精密治療を提供します。
また、画像や動画にて治療内容を記録し、患者様に治療の都度説明いたします。
入れ歯
失った歯や骨の一部を補い、形態や見た目の不良を回復する治療です。
入れ歯を製作したがよく噛めない、バネを引っ掛けている歯が痛くなってきた、口を大きく開けるとよく外れる、などのお悩みの方はおられませんか?
当院ではこのような入れ歯の問題を改善し、残っているご自身の歯を長く残せるような工夫を施した入れ歯をご用意しています。
インプラント
インプラントとは、歯を失ってしまった部分にチタン製の人工の歯根を埋め込み、人工の歯や入れ歯を固定したりして、失ってしまった歯を補う治療のことです。第2の永久歯と呼ばれるくらい、自分の歯と同じように噛めるようになります。
歯を失った場合の治療法の比較
自分の骨に固定させるため、周囲の歯に影響を及ぼすことなく安定した噛み合わせを得ることができます。
安定した噛み合わせを得ることはできますが、両隣の歯を削らないといけないため、両隣の歯の寿命が短くなります。
他の歯にワイヤー(金属)を引っ掛けて安定させるため削る量は少なくて済みますが、安定した噛み合わせを得ることは難しいです。また、ワイヤー(金属)を引っ掛けている歯の負担が増えるため、その歯の寿命は短くなります。
インプラント治療はブリッジや入れ歯と比較して非常に有用な治療法として確立されており、最近では10年持ったインプラントが95%あったという報告もあります。しかし、100%の成功率ではありません。インプラントをしたい場所に十分な骨がないと治療が難しくなります。さらに、インプラントは天然の歯に比べて感染に弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。
また、当院では、すべての患者様にインプラントを手放しですすめることはしていません。生活習慣や骨格、年齢によりインプラント治療の是非や、治療介入のタイミングなどは患者様によりさまざまです。
年齢、骨格、全身状態、CTによる画像所見など、さまざまな観点からインプラント治療のリスクを患者様ごとに考察し、説明させていただき、場合によっては入れ歯など他の治療をオススメすることもございます。